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河の会

河の会は札幌に拠点を置き、同人誌「河108」を通して小説を発表する創作グループです。月1回、会員相互の合評方式にて例会を開催し、同人誌『河108』を基本年1回発行しております。会員と言っても、同人誌に作品を載せたり、文学賞に応募したり、すべて自由です。例会での合評は厳しいかもしれませんが、皆すばらしい読み手で書き手です。きっとあなたの書くチカラになると思います。新たな方の参加をお待ちしております。

Topics2026

◆毎月最終土曜日札幌市エルプラザにて例会を開催しております。
  ☆new☆ 2026年6月より開催時間が 15:00~17:00 に変更となります。
◆同人誌「河108」41号が3月28日発行となりました。(頒価 600円)
【掲載創作】/青木ガリアン『アオイさんの香典』、日野了一『スポットライト』、村井宏光『患者』、家田満『北山の陰影』、遥千里『平均台から落ちないように』

7月20日(月・祝)文学フリマ札幌11(札幌コンベンションセンター)に参加します。最新の河108も取り揃え、皆様のお越しをお待ちしております。
※詳しくは……文学フリマ札幌11 – 2026/7/20(月祝) | 文学フリマ 

同人誌「河108」

川辺為三講師による道新文化センター「随筆・創作教室(月曜会)」(1986年~1999年)が母体となり、教室の作品集として1986年に創刊。108は煩悩の数。それを河に流す、と命名された。創刊号巻頭に、「この作品集は流動して止まない作品を一瞬に固定したものである。テープが動き出せば、またこの作品も流れ出すだろう。相互批評と、修正とが、この作品集から始まっていく。書くことが生きる証しであるという人々が、河の水の如くに、集まり、動いていく」と、師の川辺為三が記している。以降、基本年1回発行(16~21号は年2回発行)し、2024年12月には40号となる。

 ※川辺為三
川辺 為三(1928 - 1999) 樺太生まれ。
北海道学芸大学(現北海道教育大学)卒業後、札幌市中心に高校の国語教師を務める。教職のかたわら、渡辺淳一や高橋揆一郎、寺久保友哉らを輩出する文芸同人誌『くりま』創刊の中心となって小説作品を発表。作品集『岬から翔べ』で第18回北海道新聞文学賞受賞。後年は札幌の月刊同人誌『北方文芸』の編集者として、またカルチャーセンターの「創作教室」の講師として多くの作家を育てた。

河の会

1997年春、川辺為三が病に倒れ創作教室の講師を辞したため、会場を市民会館に移し10月、「河の会」を結成し、師の回復を待った。1998年3月復帰となる。しかし、1999年4月、川辺為三死去。そこから会員相互の合評方式での「河の会」として再スタート。毎月最終土曜日に月1回の例会を開催。結成時の会員は26人。2007年には会場をエルプラザに移し、その後、現在まで月1回の合評方式による例会、年1回の同人誌「河108」の発行を続ける。会費 月1,500円(会費の中から同人誌「河108」掲載の際の補助もしております)

※合評
事前提出した作品を例会で意見交換し合います。まず作者には「弁明」の機会が与えられ、その後、参加者は良い点や改善点を指摘していきます。作者は黙して聞くのみ。たとえ酷評であっても、逃げだしたくなっても、じっと耳を傾けなければなりません。最後に質疑、意見交換をして終了。これにより作者は自身の作品をより深く理解し、客観的な視点を得ることができ、参加者も自らの作品を創る上での学びとなります。さらに話したい人たちは二次会へ。負担は各自の食した代金。飲酒されない方、食の細い人も超過負担にならないのでご安心を。

会員の活躍

(道新創作教室時代も含め)

まさきとしか、水木ゆうかの作品が同人雑誌優秀作として「文學界」に転載。道新文学賞に山本由美子、朝倉かすみ、まさきとしか、同佳作賞に中村南。また、土倉康平の銀の雫文芸賞、村本椎子の北日本文学賞選奨、楡木啓子の銀華文学賞、上田龍三の木山捷平短編小説賞ほか、各文学賞候補には多数の会員が挙げられている。現在著書発行が30冊を超える朝倉かすみは、道新文学賞、小説現代新人賞、吉川英治文学新人賞受賞、その後、2019年、「平場の月」で第161回直木賞候補、2024年「よむよむかたる」で、2回目の直木賞候補に選ばれている。まさきとしかは人間の心の闇やゆがんだ愛情を描くちみつな描写が高く評価され、「イヤミス」の新たな担い手として注目されている。(イヤミス:読後に嫌な気分になるミステリー)「三ツ矢&田所刑事シリーズ」3作は累計52万部を突破している。